「紫草」は、古代に紫色を出すための染料として使われていた植物です。高僧の法衣や平安貴族の衣装にも使われ、高貴な紫色を発色できます。
そして、竹田市の「紫土地(しとち)」という場所こそ、その「発祥の地」だったのです。奈良時代には、この土地から紫草が運ばれていたという記録も残っており(東大寺正倉院文書など)、現在でも地元農家がその原種の復元に取り組んでいます。
◆「紫染め体験」もできますが、不定期開催のためご相談ください。
⇒地元組合によるホームページ